アイコム(ICOM) IC-DPR7/IC-DPR7BT発売!

アイコムIC-DPR7BTの正面

話題のアイコムIC-DPR7とIC-DPR7BT(違いはBluetoothの有無)だが、発売日に手に入れたというフリラユーザーも少なくないだろう。FLRMスタッフの中ではもももすけが1台入手してきたようなので、動画レビューの前に少し触ってみた。

全体としてはIC-DPR6よりも5%の軽量化と10%の小型化を実現している。ひと目で軽量コンパクトになったことが分かる。上部に1つ増えているつまみはチャンネルセレクター。上下キーでもダイヤルでもチャンネルを変更することができる。

コンパクトになりながらもIP67/66/55/54の規格に準拠した防塵・防水性能と米国国防省の物資調達基準(MIL-STD-810G)に相当する堅牢性を確保。八重洲無線と同様に本体3年間保証となった。デジタル簡易無線は決して安い買い物ではないので、これはうれしいところだ。

アイコムIC-DPR7BTのディスプレイ

電源を入れるとディスプレイのバックライトはホワイトLED。くっきりとシャープになった印象だ。意外だったのはディスプレイの大きさの割に表示されるテキストが小さいこと。洗練されていると言えば洗練されているが、もう少し大きい方が屋外では見やすい気もする。

アイコムIC-DPR7BTのPTTPTTはIC-DPR6までと比べるとフラットになった印象。これがグローブを装着して運用する状況ではどうなのか。好みが分かれるところだろう。少しでもスリムにしたいという方向性だろうか。

アイコムIC-DPR7BTのバッテリーとベルトクリップフラットな形状となったPTT側とは対照的に、スピーカーマイクコネクタ側は従来のものを踏襲。当然サイドに膨らみができてしまう。業務シーンでの堅牢性を優先したのだろうか。ネジ止めとなるため簡単に取り外すことはできない。

 

バッテリーは先代モデルまでとは形状が変更され、スマートになった。スマートと言えば形状だけでなく中身もスマート。インテリジェントバッテリーと呼ばれる新しいバッテリーは残量や充電回数を管理することができる。

アイコムIC-DPR7BTのボリューム

ボリュームを変更すうとディスプレイには音量が表示される。デジタル簡易無線は相手局の声が大きすぎたり、小さすぎたりと顕著に違いがでる傾向になるので、ボリュームが確認しやすいのは使いやすいポイントだ。

アイコムIC-DPR7BTのチャンネルセレクターダイヤル本器はBluetooth対応のIC-DPR7BT。ももすけの動画では通常の交信テストに加えてBluetoothの使い勝手の検証などもするらしい。初回出荷分はどのお店でも売り切れになっているようだが、今月2回目の出荷がある模様。実勢価格はIC-DPR7で4万円を少し切るくらい、IC-DPR7BTでは4万円+αといった感じのようだ。

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