特定小電力トランシーバーを選ぼう


ライセンスフリーラジオの中で最も多くの機種が販売されている特定小電力トランシーバー。様々なシーンで活躍するトランシーバーのため、用途に合わせた多種多様なモデルが存在します。ここでは、ライセンスフリーラジオという趣味の用途に適したトランシーバーを紹介します。

 

◆ 選ぶべきトランシーバーの必要条件

より遠くと、より多くの局との交信をひとつの目的とするライセンスフリーラジオ。トランシーバーを選ぶポイントは送受信性能。10mWという限られた出力を最大限に生かす条件とは?

point1  ロングアンテナモデル

特定小電力トランシーバーには携帯性を重視してアンテナを折りたたむことのできる機種やアンテナを本来長さより短縮した機種が数多く存在します。トランシーバーを選ぶ際は「ロングアンテナモデル」と呼ばれる20cm弱のアンテナを装備した機種を選びましょう。

point2 47chレピーター対応機

ライセンスフリーラジオでは、特定小電力トランシーバーのレピーター機能を使った交信も盛んです。各地域に有志によって設置された山岳レピーターが稼働しています。レピーターを利用できる47chレピーター対応機を選びましょう。

point3 より良い感度を求める

上記2つのポイントを満たしている機種の中でも、受信感度にはメーカーやモデルによって差があります。ブランドやデザインで選ぶのもひとつの楽しいですが、より遠くと交信してみたいなら受信感度に妥協しないことが大切です。

 

◆ FLRM推奨特定小電力トランシーバー

ALINCO DJ-P24L

ALINCOのフラグシップモデルであるDJ-R100Dと同等の送受信性能を有するトランシーバーです。シンプレックスモードとレピーターモードをボタン1つで切り替えられる操作性がすばらしい。チャンネルメモリーとメモリースキャン機能で、複数のレピーターからの信号を同時に待ち受ける時にも便利です。

ALINCO DJ-CH271B

リチウムイオン電池内蔵の薄型モデル。標準でリチウムバッテリーと充電器が付属していることを考えるとお得なパッケージだ。十分な受信感度と携帯性を両立しています。チャンネルセレクターやボリュームがダイヤルではなく全てボタン式である点は好みが分かれます。

ALINCO DJ-P221L

ALINCOで最も廉価なレピーター対応ロングアンテナモデル。廉価ながら十分な受信感度を持つ入門機として人気の1台です。DJ-P24Lなどと比べると音質が劣る点と乾電池ケースのフタの作りがイマイチであることを付け加えておきます。

KENWOOD UBZ-M51L

他メーカーからなかなかALINCO機の高感度に対抗できる機種がリリースされない中、KENWOODが投入した最新機種です。DJ-P221Lと同等レベルの感度を有するので、十分遠距離交信を狙える1台です。